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EJWG 20081016

株式会社NTTデータのプレスリリース

オープンソースの統合ソフトウエア開発環境Eclipse3.4の日本語化言語パック(サードパーティ版)を無償公開
~オープンソースを活用したシステム開発の生産性と品質の向上に寄与~
http://www.nttdata.co.jp/release/2008/101600.html
Free Third-Party Language Pack Offered for Japanese Localization of Eclipse 3.4 Open Source Integrated Software Development Platform
- Open source software enhances productivity and quality of development -
http://www.nttdata.co.jp/en/media/2008/101600.html

Eclipse Japan Working Group との関係

EJWG[1]では Eclipse のメニュー、メッセージ、ヘルプなどを日本語化する検討をしてきました。その中で、EJWGメンバである 株式会社NTTデータ、株式会社NTTデータビジネスブレインズ、そして株式会社うぃるが開発していたメニュー、メッセージの自動翻訳ツールを評価し、有効性を確認しました。

辞書を工夫することにより、3.2 までの日本語品質に近いレベルを達成できる見通しを得ました。辞書が成熟すれば、手作業より翻訳の統一性・一貫性を高められる可能性もあります。EJWG では、レビューにより日本語品質の向上を図っていきます。誤訳をなくし、誤解のないメニュー、メッセージを提供するには、様々な視点でレビューすることが重要です。EJWGメンバ各社からレビューボランティアに参加していただくのはもとより、今後は Eclipse ユーザからも参加いただくよう準備していきます。[2]

今回、NTTデータ、NTTデータビジネスブレインズ、うぃる3社は、サードパーティ版の日本語言語パックを公開していただきました。これをEJWGメンバやボランティアによってレビューした上で、Eclipse Foundation の Babel プロジェクトへ提供します。Babel プロジェクトは、言語パックを Eclipse Foundation のアップデートサイトから公開していきます。 Babel では多数の言語の翻訳結果を集め、整理して言語パック化します。これは数千のプラグインになります。この作業を迅速に進めるべく、EJWG は Babel と調整しています。英語版 Eclipse リリースから、より短時間で日本語版をリリースするためです。[3]

以上は、Eclipse Foundation が提供している、オープンソースの Eclipse プロジェクトに対する日本語言語パックの正式公開フローです。しかし、今回 NTTデータらがプレスリリースした自動翻訳ツールは、その他にも適用できる点が最大の特長でしょう。Eclipseベースの商用製品であっても自動翻訳が可能です。オープンソース部分の Eclipse プロジェクトの辞書と商用製品の辞書を、できるだけ共用し、翻訳の統一性を確保していきたいと思います。(堂山真一)

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