Notice: this Wiki will be going read only early in 2024 and edits will no longer be possible. Please see: https://gitlab.eclipse.org/eclipsefdn/helpdesk/-/wikis/Wiki-shutdown-plan for the plan.
翻訳ルール
Eclipse 翻訳ルール
(コミッター/レビューア向け)
■表記
●英数字
隣接する英数字と全角文字の間に、半角スペースが挿入を挿入する。
正しい例)
* ObjectWeb コンソーシアム Eclipse 更新サイトです。
ただし、括弧の内側、およびコロン (:) やはてな (?) の左側には挿入しない。
正しい例)
* 英数字以外の 1 文字 (単語の文字以外): * 削除しますか?
●カタカナ
中黒 (・)
隣接するカタカナ単語は、中黒(・)で区切る。
正しい例)
* ODA フラット・ファイル
長音
末尾の長音は伸ばす(JIS とは異なる)。
正しい例)
* プロパティー * パラメーター名 * 構造イテレーターです * エンティティー
●訳文に使用する日本語表記
使用しない漢字
特定の表記は、漢字ではなくひらがなを使用する。
正しい例)
* できません (「出来ません」ではない) * すべて(「全て」ではない)
個数
個数を表現する場合は、ひらがなではなく数字を使用する。
正しい例)
* 1 つ(「ひとつ」ではない)
ただし、「1 つ」とするか、「1 個」とするかは考慮が必要。特に、数字が埋め込みパラメーターになっていて、数字が 10 以上になる可能性がある場合には、「個」を使用する必要がある。
■語句・表現 =
●基本方針
eclipse.org がこれまで(Eclipse 3.2まで)配布してきた 25 個の言語パックでの翻訳方針に合わせる。
●訳文にも英単語をそのまま使用する単語
世間一般で認知されているとおもわれる単語
正しい例)
* Web
固有名詞
正しい例)
* Apache
プログラミング用語
正しい例)
* bean * setter * getter
●カタカナに訳す単語
正しい例)
* location=ロケーション * validator=バリデーター (でも validation は検証) * archetype=アーキタイプ * artifact=アーティファクト
●カタカナに訳さない単語
正しい例)
* annotation=注釈
●訳語の統一
正しい例)
* shared=共用 (「共有」ではない) * save=保管 (「保存」ではない) * preserve=保存 (ただし文脈により「保持」でも良い) * remove=除去 (「削除」ではない) * delete=削除 * edit=修正(「編集」ではない) * unique=固有(「一意」ではない) * use=使用(「利用」「使う」ではない) * ancestor=上位(「先祖」ではない)
●既知のやっかいな?訳語ゆれ
* element=要素, エレメント (XMLかどうかで使い分け?) * attribute=属性, アトリビュート (XMLかどうかで使い分け?) * key=鍵, キー (セキュリティの場合には鍵, プロパティファイルの場合にはキー) * description=記述, 説明 * type=型, タイプ (言語的には型, それ以外はタイプ) * revision=改訂, リビジョン (SVN的にはリビジョンと呼びたいのだが…) * cycle=循環, サイクル (JavaVM的には循環, それ以外はサイクル) * view=ビュー, 表示(Eclipse的にはビュー, それ以外は?) * lock=ロック, 固定 * difference=相違, 差異 * status=状況, ステータス
●用語の統一
正しい例)
* new class=新規クラス(「新しいクラス」ではない)
●表現の統一
表現の例)
* must=~する必要があります (「~しなければなりません」ではない) * deprecated=使用すべきではありません (「非推奨」ではない) * edit conflicts=競合の編集(「競合を編集」ではない) * see details=詳細を参照してください(「詳細を確認してください」ではない) * would you like to=「~しますか?」(「~したいですか?」ではない)
いくつかの項目や言い回し (現在約 80 項目) は Pleiades が持つ翻訳ルール・エンジンにより統一される。
■訳出基準 =
●ピリオド
* ピリオド (.) がある場合には、日本語でも句点 (。) をつける。 * ピリオド (.) がない場合には、日本語でも句点 (。) を付けてない。
●複数形
基本的に複数形は訳出しない。
英単語をそのまま訳文に使用する場合も、複数形は使用しない。
正しい例)
* TODOs=TODO
●人称代名詞の省略
* 通常、1 人称 (I)、2 人称 (You) は訳さない。 * 3 人称 (It など) も省略する場合が多い。
正しい例)
* I Agree=同意します * Do you wish to remove it?=除去しますか?
●進行形の訳出
基本的に進行形は明示的に訳出する。
* finding differences=相違を検出中(「相違を検出」ではない)
■文体
●ピリオド (.) の あり/なし
* ピリオド (.) がある場合には、普通の文章になる。 * ピリオド (.) がない場合には体言止めになる傾向にある。 o メニューや、ダイアログのタイトル、ラベルである可能性が高い o プロパティーのキー名により、使用箇所をある程度特定できる場合がある
●セミコロン (:)
セミコロン (:) で終わる場合には、ピリオド (.) がなくても普通の文章である場合が多い。
●原文の文体に合わせた訳
be動詞が省略されていたり、単語の先頭が大文字になっている場合は、体言止めで訳す。
* Resources Changed=リソース変更済み(「リソースが変更されました」ではない)
(注)be動詞の省略や、単語の先頭を大文字にする記法は、本のタイトル、新聞の見出し、文章の見出しなどに用いられる。
■その他
●埋め込みパラメーター
英文に存在する埋め込みパラメーターが、訳文で抜け落ちないよう注意する。
執筆中…